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テスラはここがすごい!実装されているおすすめの機能3選

テスラの自動運転

先進的な電気自動車として注目を集めているテスラ。本記事では、テスラに実装されている機能の中でも、特におすすめしたい機能を3つ厳選しました。

実装されているおすすめの機能3選
1.オートパイロット
2.セキュリティ
3.車内温度管理システム

今回は、3つの機能を詳しく紹介しますので、テスラの機能が知りたい方はぜひご覧ください。

機能その1.オートパイロット

テスラといえば、オートパイロットが有名です。オートパイロットとは運転を支援するシステムで、車線を維持したり、速度調整をしたりといった機能があります。主に高速道路で活用され、ドライバーはアクセルやブレーキを踏む、ハンドルを操作するといった動作が不要です。そのため、運転が楽になるとともに、不注意による事故を防げるため安全性が向上します。以下にて、オートパイロットについてさらに詳しく解説していきます。

トラフィックウェアクルーズコントロール(TACC)

トラフィックアウェアクルーズコントロールは、テスラのオートパイロットにおける中核的な機能のひとつで、従来のクルーズコントロールを進化させたものです。車両に搭載された複数のカメラとレーダー、超音波センサーを利用し、周囲にある車両や障害物を検出します。これらのデータから、車両や障害物との安全な距離を計算します。
また、前方の車両と安全な距離を保ちながら、加速または減速、必要時は停止させることが可能です。なお、速度は設定した最大速度を超えることはありません。

オートステア

テスラのオートパイロット機能のひとつであるオートステアは、車両が車線の中央に維持できるようコントロールし、道路のカーブにも対応できるシステムです。車両に搭載された複数のカメラとレーダー、超音波センサーを利用し、道路上の車線のマーキングや他の車両の検出をします。これらの機能で正確な自身の位置を把握し、自動でハンドルを操作します。
また、オートステアはドライバーがハンドルに触れているかを検知し、触れていない場合はアラームがなる仕組みです。システムが予期せぬ動作をした時や、複雑な交通状況に遭遇した時など、運転手が対応できるように手を触れておく必要があります。

自動レーンチェンジ

テスラのオートパイロットには、車線変更を支援するシステムが備わっています。自動レーンチェンジをするにあたって、まずドライバーが車線を希望する方向へウインカーの点灯が必要です。その後、カメラやレーダー、超音波センサーが周囲の状況を確認し、車線変更が安全にできると判断されると、自動でハンドルを操作し車線変更します。車線変更した後、自動でウインカーはオフになります。

オートパイロットはさらに進化

テスラは、オートパイロットからさらに進化した完全自動運転システムを目指しています。完全自動運転システムは開発中ではありますが、オートパイロットよりも進化した運転支援システムが、アメリカ、カナダ向けにアップデートされました。遠くない将来、テスラが完全自動運転を実現するのではないかと、大きな期待が寄せられています。

機能その2.セキュリティ

テスラは車両のセキュリティの高さにも定評があります。自宅や外出先で駐車した際、盗難やいたずら、思わぬ事故などに遭うリスクはゼロではありません。これらのトラブルを予防することや、トラブルが発生した時の記録を残せるのがテスラのセキュリティシステムです。以下にて詳しく解説します。

セントリーモード

テスラのセキュリティのひとつであるセントリーモードとは、駐車中に車両のカメラを利用して、周囲の監視をするシステムです。車両のカメラは360度監視でき、人物が車両に近づくと、車両のディスプレイに警告メッセージが表示されます。その人物が車両に触れたり、危害を加えるような行動をとったりすると、車両はアラームを鳴らしてヘッドライトを点滅させます。警告メッセージの表示からアラームを鳴らしている時は、車両のカメラが映像を録画しUSBドライブに保存しますので、後から確認が可能です。また、セントリーモードはテスラのアプリと連携しており、異常が検出された場合はスマホで通知を受け取れます。

PINコードによるドライブロック

テスラには、PINコードによってドライブロックをする機能があり、車両の不正利用を防げます。ドライブロックを設定すると、運転を開始する前にタッチスクリーン上でPINコードを入力する必要があります。正しいPINコードを入力しないと、車両が運転できる状態になりません。「カードキーを紛失した」「カードキーが複製された」といった、もしもの時でも車両を守れるメリットがあります。

バレーモード

テスラのバレーモードは、他人に車を運転させる際に使用するモードです。ホテルや空港、レストランなどでスタッフに車両を駐車してもらう際に活用できます。バレーモードを有効にすると、車両の加速性能が制限され、トランクやグローブボックスがロックされます。また、タッチスクリーンの機能が制限され、ドライバーの個人設定や連絡先情報などのアクセスも制限されるため安全です。

機能その3.車内温度管理システム

テスラには車内温度管理システムが備わっており、運転中はもちろん、駐車中でも車内の適切な温度管理が可能です。一般的な車ですと、駐車中の温度管理ができないものがほとんどで、困ったことはないでしょうか。車内温度管理ができることで、あらゆるシーンで快適に過ごせるようになります。以下にて車内温度管理システムを詳しく解説します。

ドッグモード

ドッグモードとは、車内に犬や猫などのペットを残す際に活用できるモードです。ペットと暮らしている方は、外出の際にペットに家で留守番してもらうことが多くあります。とはいえ、「一緒に遠方へ行けたらいいな」「ペット不可のところもあるからペットだけで車内で過ごせたら」と思うのではないでしょうか。そのような時に活用できるのがテスラのドッグモードです。
ドッグモードを利用すると、ドライバーが離れている時でも、車内温度を一定に保ってくれるため、ペットが安全に過ごせます。また、車内のタッチスクリーンには「ドライバーはもうすぐ戻ります。ご心配なく!エアコンはオンで〇〇℃(車内温度)です」と表示されるため、安全を周知できます。

プリコンディショニング

プリコンディショニングは、乗車前に車内温度を調整できるシステムです。暑い日には、乗車前に涼しい車内温度に設定でき、乗車時には不快な温度の車内で過ごすことはありません。もちろん、寒い日には暖かい車内温度に設定できます。プリコンディショニングはテスラのスマホアプリを利用するため、どこからでも車内の温度調整ができます。また、定期的に車を使用する場合は、出発時刻に合わせてプリコンディショニングを開始するよう、スケジュール設定をすることも可能です。

キャビンオーバーヒートプロテクション

テスラのキャビンオーバーヒートプロテクションは、高温下での車内の過熱を防ぐシステムです。気温が高い日、駐車して車からしばらく離れて戻ると、ムッとした空気に不快になるのはよくあることですが、この不快感にもテスラは配慮しています。キャビンオーバーヒートプロテクションをオンにすると、駐車中でもキャビンの温度が高温になりすぎないように、エアコンや送風機によって温度が下げられます。

まとめ

テスラは有名なオートパイロットから、セキュリティ、車内温度管理システムと、ドライバーが快適に過ごせる機能を備えており、先進的な車両であるとわかります。これまでの車にない機能を積極的に開発しているのが、テスラの魅力です。今後開発されるであろう、テスラの新たな機能にも期待が高まります。