太陽光発電メーカー一覧&おすすめメーカーはどこ?

太陽光発電を導入するにあたり、必ずと言っていいほど悩むのが、どのメーカーの製品を選ぶかでしょう。関連製品を販売している企業は、主流メーカーだけで約10社、海外メーカーまで含めると一般人では把握しきれないほど多く存在します。
他の家電製品と同じようにメーカーごとに特徴があり、どのメーカーでも大差ない、というわけではありません。大まかな区別として、国内製と海外製を比較すると、価格は外国産の方が安い傾向にありますが、発電効率やサポート対応は国内メーカーの方が優れている傾向です。
日本企業だけ見ても、京セラや東芝、シャープやパナソニックといった超大手から、長州産業やネクストエナジーといった中堅企業まで様々です。なかなか選ぶのが大変だという人もいると思いますので、今回は国内外問わず評判がよく、導入を検討する人にお勧めできる3つの太陽光発電メーカーを紹介していきます。

太陽光発電メーカーおすすめ①:カナディアン・ソーラー

カナディアン・ソーラーは、カナダのオンタリオ州にある太陽光発電メーカーで、太陽光パネル生産量は世界トップクラスです。2019年には国内出荷台数2位を記録しており、現在世界約160ヵ国で利用されています。海外メーカーとして、北米を中心に世界的に定評があり、日本でも認知度が広がっています。

カナディアン・ソーラーの魅力としては、主に次の4つが挙げられます。

●高性能かつ低価格
●耐久性が高い
●システム保証が長期で安心
●パワーコンディショナーなど関連機器の種類が豊富

太陽光パネルの生産は中国の工場で行っており、生産量が多く、商品ひとつあたりの単価を下げています。値段は国内メーカーの製品より概ね低価格と言えるでしょう。それなのに太陽光パネルの発電性能を表わす変換効率が、主力製品だと20.3%。太陽光パネルの変換効率は、平均で14%〜20%前後ですので、20%超えは間違いなくトップレベルです。
海外メーカーながら、システム全体(モニターなど一部除く)に10年間の製品保証、太陽光パネルに25年間の出力を保証しているので、サポート面も優れています。厳しい品質管理のもと、約235項目の品質管理項目をクリアした製品のみを出荷しており、JISで定めた基準よりも厳しく検品しています。

カナディアン・ソーラーの本社があるカナダは、冬になると大雪が降る地域です。そのため、耐久性が高く、積雪地域の設置にも向いています。メーカーによれば1㎡当たり550kgの負荷に耐えられると公表されているので、計算上2.75m以下の積雪に耐えうると考えられます。ちなみに積雪量1cmの重さは1㎡あたり約2kgです。
また、雪だけでなく日本海地域など海からの距離が近い場所では塩害による影響を考慮する必要がありますが、塩水噴霧試験などの認証に関しても最も厳格な試験に合格しています。毎秒60m以上の風にも耐えられるので、台風などによる強風にも概ね安心と言えるのではないでしょうか。

太陽光発電メーカーおすすめ②:パナソニック

パナソニックに関しては、「生産を終了した」というニュースが流れ、もう太陽光発電システム製品を扱っていないのではと思っている人もいるかもしれません。しかし実際は、2021年度中に自社工場での太陽光パネル生産を終了するだけです。海外工場への委託生産によってパナソニックブランドは残り、パワーコンディショナーや蓄電池の自社工場生産も継続しています。既にパナソニック製品を購入した人は、従来通り保証やアフターサービスを受けられるので心配いりません。

パナソニックの魅力としては、主に次の3つが挙げられます。

●長年の実績による安全性・信頼性
●天候不順でも発電効率が高い
●パネルの種類が豊富で様々な屋根に対応

まずなんといっても、日本の電気機器メーカー最大手の一角であり、太陽光発電に関しても40年以上の歴史を持ちます。多くの国内住宅や企業がパナソニック製の太陽光発電システムを導入しており、豊富な施工実績が存在します。
日本に住んでいると、梅雨や猛暑、台風や大雪など、自然の驚異に晒される機会が多く、決して晴天の日ばかりではありません。そういった事情をよく把握しているパナソニックは、悪天候や高温の日でも効率よく発電する太陽光パネルを生産しています。発電効率が19.6%と公表していますが、天候不順の日は他社製品より発電効率が高いのではないでしょうか。

標準的な形のものだけでなく、台形タイプなど屋根の形や材質に対応したバリエーション豊富な点も魅力でしょう。いわゆる狭小住宅や特殊な素材の屋根を設置した住宅もあるという国内事情に精通した国内メーカーならではのポイントです。
もちろん、サポート対応も充実しています。太陽光パネルには25年の出力保証と機器瑕疵保証、パワーコンディショナーなどの周辺機器には15年の機器瑕疵保証があります。トラブルが起きやすい施工においても、パナソニックが認めた登録業者のみがパネルを設置できるシステムですので、悪徳業者は排除されていると言えます。これはパナソニックに限った話ではありませんが、実績豊富な大手電機メーカーは、信頼性や安全性という部分では非常に秀でているのではないでしょうか。

太陽光発電メーカーおすすめ③:ハンファQセルズ

3つ目として、ドイツのタールハイムに研究開発拠点を置くハンファQセルズを取り上げます。

ハンファQセルズの魅力としては、主に次の3つが挙げられます。

●最新技術を搭載したパネル
●日照量が少ない地域でも発電量が多い
●悪天候に強い

ドイツを拠点に、EUや諸外国にむけて大量生産しているため、価格が圧倒的に安いのが特徴です。価格は安いのに、”Q.ANTUM DUO テクノロジー”と称される特殊な性能を備えており、太陽光をパネル内で何度も反射させて発電量を増やすことができるといいます。「低価格なのに最新技術搭載」 これこそハンファQセルズ最大の強みです。

太陽光パネルの変換効率はメーカー公表数値20.6%。非常に高い発電効率を誇ります。年月を経るごとに太陽光パネルは劣化すると言われていますが、10年後の時点で91.6%の出力を保証、25年後でも82.6%の出力を保証するのですから、自社製品に自信を持っていることが窺えます。日照量が少ない場所、例えば南側ではなく東西側に設置した場合や冬場の環境でも発電量が低下しづらく、曇りや雨の日でも発電効率が低下しにくいです。日本市場を開拓するため、国内住宅の屋根にあわせたパネルも発売し始めているので、今後ますます利用者が増える可能性があります。

まとめ

太陽光発電システムのメーカーは、上記に紹介した以外にも様々な企業があります。人によって重視する点は異なるものの、失敗しないためには主に以下6つのポイントに注目すると良いのではないでしょうか。

●発電効率はどの程度か
●パネルの耐久性が高いか
●コスパは良いか
●屋根にスペースや形状に合っているか
●悪天候でも安定して発電できるか
●保証内容やアフターサービス

太陽光発電システムは、導入するには100万円以上の費用が必要になります。長きにわたり運用して、自家発電や売電に利用するわけですから、複数のメーカーを比較しながら本当に納得できる製品を選ぶようにしましょう。


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